第14回になる2019年5月16日放送の内容は睡眠についてでした。
睡眠は誰にでも当てはまる問題ですよね!それだけに疑問に思う事がちらほらある事でしょう。
睡眠のメカニズムや睡眠不足に対して等、思いついただけでもいくつか出てきますね。
今回の内容はそんな睡眠についての謎についていくつか迫っていったものになります。
尚、ガリベンガーV自体が分からない方は以下を参照してもらうといいですよ!
予告ではスカートの短さについて議論していた
どんな内容なのかまずは予告から見てみましょう。
今回の収録語良く寝れたかという質問から始まったのですが、
途中からスカートの短さについてに移行しております。
なとりちゃんはよっぽど前回出演した時の小峠教官の言葉が忘れられなかった模様(笑)
睡眠について迫る今回の内容は?
睡眠についての内容をいくつかしてくれました。
睡眠は生きていく中で必要不可欠なので為になる内容でしたよ!
今回のメンバーは電脳少女シロちゃん、八重沢なとりちゃん、名取さなちゃんの3人。
開始早々何故か出産シーンを再現する3人に対して小峠教官は今回も
ログアウトしてやろうか!
とキレのいい突っ込みに加えて、おはようございますの挨拶にも深夜だけどな!と絶好調。
特別講師は御茶ノ水呼吸ケアクリニック院長である村田朗先先が担当してくれました。
人はなぜ眠くなるの?
これはシンプルだけれども気になる疑問ですよね!
この疑問のキーワードになるのはセロトニンとメラトニンになります。
世界の一日は24時間に対して人の体内時計というのはなんと25時間なので、
誤差が生じますよね?(個人差はあります)
それを修正することができるものこそ睡眠です。
眠くなるときはメラトニン物質が分泌されていきます。
メラトニンは朝起きてから15時間位すると増えていき
夜になるとピークになったその時眠くなると言われています。
そしてそのメラトニンの材料と言われているのがセロトニンなのです。
セロトニンは太陽の光を浴びる事で増えていきます。そして夜になると
そのセロトニンが材料で作られるメラトニンが増える為眠くなるというメカニズムなのです!
上記の冒頭で体内時計は25時間と言いましたが、朝起きて日の光を浴びた際、
セロトニンが増える時メラトニンが減りますが、その際の体内時計がリセットをすることで
一日が始まると言う訳ですね!
人はなぜ夢をみるのか?
夢は見る人と見ない人がいますよね?一体その差がなんであるか気になると思います。
これについての大事なキーワードはノンレム睡眠とレム睡眠です。
聞いたことがある人ももしかしたらいるかもしれない言葉でしょう。
ノンレム睡眠は頭が寝てて体は起きている状態、レム睡眠はその逆と言うわけですね。
ノンレム睡眠時 | レム睡眠時 | |
頭 | OFF | ON |
体 | ON | OFF |
寝始めはノンレム睡眠から始まり起きる前の辺りにはレム睡眠になるのですが
夢を見るタイミングというのは後者であるレム睡眠の時だったりします。
このノンレム睡眠とレム睡眠の1周期というのが大体90分と言われていて
大体4~5回の周期を経て目覚める事になっています。なのでレム睡眠時点で
本来夢を見ているはずなのですが殆どの人が覚えていないだけで実は夢を見ているとの事。
夢を見て覚えてる人というのが起きる直前のレム睡眠の時のものを覚えているというわけです。
一晩で複数夢を覚えてるという人はその1回のレム睡眠の中で3つに分けて夢を見ていると
言う事になるのですが、これは睡眠の質が悪い証拠なので注意すべき点ですね。
当然ですがその逆である夢を見ない人は睡眠の質が良いと言う事になります。
因みにノンレム睡眠とレム睡眠の1周期が約1.5時間サイクルなので
起床時間をそれに合わせる事で目覚めの良い朝を迎える事ができます!
(と、小峠教官がいってましたよ!)
なぜ人はイビキをかくのか?
夜の騒音であるイビキ。それを聴きながら寝ようとしてる人にとっては
かなり厄介な代物ですね!
イビキがうるさいからと耳栓したり、別の部屋で寝ようとしたり
様々な対策をする事でしょう。
しかしながらどうしてイビキをかくのでしょうか?それは、舌が震えるからとの事です!脳が・・震えるッ!アナタ、怠惰ですねッ
寝ているときは皆力が抜けた状態になり、舌の奥の筋肉が緩むことで
呼吸の通り道である気道が狭まります。
その狭まった気道に空気、すなわち呼吸がされることで震えが生じて
イビキ音が発生するというメカニズムなのです!いわゆる笛の構造みたいなものとの事。
ここから更に気道が狭くなることによって起きてしまう症状こそ
睡眠時無呼吸症候群(すいみんじむこきゅうしょうこうぐん)と呼ばれるやつだったりします。
イビキをかきやすい人の特徴としてのどが狭い構造の人がなりやすく
特に骨格が元々狭い造りになっている日本人も含めた東アジア人はイビキをかきやすいようです。
(欧米人はなりにくいらしい)
それ以外の場合は次のような要素によって確率があがります。
- 体重の増加
- 加齢による衰え
- 疲労がたまってる人
- 飲酒してる状態
体重が増えるとのど周りに脂肪が付きやすくなることで狭まりやすく、他の3つは
それぞれの状況により筋肉が緩みやすくなる影響で狭まりやすい状態が出来るとの事です。
村田先生によれば最近の若い人は顔が小さい人が増えている影響で
意外にも小顔の女性がイビキをかくケースも不思議ではないみたいですよ。
イビキの人にいい対策はないのか?
イビキの状態は無呼吸(あるいは無呼吸気味)なので、どれだけ寝てもいい睡眠がとれません。
そこで一度起こしてあげる事により深い眠りにつく可能性が出てくるようです。
あとは姿勢ですが横向きに寝る事で、気道が狭まる事を防ぎやすくなるので
質のいい睡眠が取れやすくなりみたいです。
なぜお昼寝は気持ちがいいのか?
お昼寝、それは至高の時間・・
学校などでもお昼過ぎたあたりの授業で眠気が起こり、不覚にも眠る事ってありますよね!まさに背 徳 感!罪の味
お昼寝って物凄く気持ちよくてたまりませんが、なぜそんなに気持ちがいいのでしょうか?
キーワードはオレキシンと睡眠負債というものです。
人は起きてから眠気が徐々に強くなっていきますが
起きてから7~8時間後に眠気がピークになります。大体朝7時から8時辺りに起きる人が
殆どなので、その眠気のピークに来るのが丁度お昼頃に来てしまうからお昼に眠くなるのです!
そしてその昼食によって増える血糖値により頭を起こすためのホルモンである
オレキシンが減ってきてしまう事によって眠気が襲ってくるようです。
様々な状況によって眠さが重なった結果気持ちよくなるというわけですね!
なので海外にはシエスタという昼寝を多くとる習慣があるようです。
日本でもあったら効率上がると思うのですがはてさて・・?
睡眠負債については夜起きていることが多いと当然睡眠不足になり貯金のように増えていきます。
そこでよくやるであろう方法として寝だめと言うものがありますが、
残念ながら寝だめによって寝不足は一気に解消することはどうやら出来ないようですよ!
なので睡眠負債はちょっとずつ返すしかないのです。
そんな眠い条件が揃っているからこそ、お昼寝を30分することによって
ノンレム睡眠が出来て頭がスッキリ出来るのでお昼寝は気持ちがいいのですね!
ぐっすり眠るには?
睡眠をとるならしっかりと休めたいですよね!と言っても何をしていいかわからないですよね・・
そんな疑問に対して応えてくれています!
キーワードは深部体温。
寝る時は体温が徐々に下がって寝るわけですが
身体の中心である脳や心臓付近の体温が下がる事で寝て、温かくなることで起きます。
つまり身体の全身が温かい時は中々寝れなくなります。
(だから高熱出してる時やお風呂上り直後に寝ようとしても寝れないんですね!)
しかし寝始めの頃は温かい方がいいので
村田先生によればお風呂を入った後から90分後がベストとの事。
夏場にクーラーをかけて寝る事がありますが上記の理由につき
朝までかけっぱなしの方がいい睡眠がとれるといいます。
タイマーをかけて途中でクーラーを切る家庭がありますが
これをするとタイマーが切れてから30分位で部屋が暑くなってきます。
その結果体温が上がってしまうので寝つけが悪くなると言う事ですね!
部屋が暑くてクーラーかけなおすと電気代的にもダメージなので
そういう意味でもかけっぱなしが良いわけですね!
因みに寝ようとしてる時に光を浴びてしまうと眠りを誘うホルモンである
メラトニンが減ってしまうので、これもまた寝る事を妨害してしまいます。
(だからテレビだったりスマホを使用しない必要があったんですね!)
何故夜更かしするとお腹がすくのか
夜更かしした人は誰でも思う事ですが、本当にお腹がすいて何かが食べたくなりますよね!
そしてお昼に食べるものより夜の方がなぜかおいしく感じる人は多いでしょう!
この謎に対するキーワードそれは、レプチンとグレリンです。
夜更かしすると寝不足になり自律神経が乱れる事によって
満腹感を与えているホルモンであるレプチンの数値が下がってしまう一方で
食欲をアップさせるホルモンであるグレリンが増えてしまうからこそ
お腹がすいて食欲が上がるという、食べたくなる意味では最強のコンディションに!
更にグレリンはカロリーを沢山あるものを食べてくれと指示までしてしまうからこそ
ポテトチップス等の高カロリーなジャンクフードが尚美味しく思えてしまうんですね!
まさに自律神経の乱れはココロの乱れ!(by八重沢なとり)
まとめ
睡眠が如何に大事かと言う事が非常に分かった回でしたね!
そして昼寝の重要さ。筆者が受験勉強してた時学校の先生が眠くなったら昼寝してもいい、
但し15分だ的な事を言っていた方がいましたが、理にかなっていたんですね・・
そして睡眠不足によって自律神経が乱れてしまうもので思い当るものにうつ病があります。
うつ病はセロトニン不足が原因とも言われていますから、今回の内容を見ると
うつ病の症状の中にある寝つけられない、早朝覚醒してしまうの内容が一致しますね!
そういう意味でも如何に睡眠がちゃんと取れることが重要かわかった気がします。
尚うつ病に関して実体験の記事がありますのでそちらも併せてみていただくと
更に深まるかもしれませんので見てみるといいですよ!
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