【体験談】うつ病になった人の実際の一例をお伝えします!

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体験談

心の風邪ともいわれるうつ病ですが、

その名前が広がってきたのは2000年前後から急激に増えたとされています。

増えた原因は製薬会社のキャッチフレーズ等によるのも一因と言われていますが

昔からうつと言われる症状はあったんじゃないかなって思います。

今回は筆者が実際にうつ病になった出来事を元にうつ病というものの一部でも

お話ししていけたらと思います。

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うつ病って言葉は聞くけど、どんな感じなの?

うつ病と一口にいっても人によって内容が相当変わってくるので一概には言えませんが

よく聞かれるであろうものの一つに気分が落ち込んだりするというのがあります。

そして大体原因があるわけですが人間関係のものが結構多いんではないかなと思います。

人間関係でも良くあるであろう一例とすれば

  • 職場や学校での環境(いじめだったりパワハラなど)
  • 大切な人と離れてしまった(離婚、死別、恋人などからの破局等)
  • 犯罪等による強い衝撃を受けてトラウマを持ってしまう

上記の3点が特に多いのではないかと思います。

うつ病になって一番何が問題かと言えば、長い事引きずる可能性が結構あると言う事です。

後述もしますが筆者もある程度落ち着くまでに10年近く恐らくかかったと思われます。


知人の場合は事件に巻き込まれた影響によるトラウマで現在も引きずってて

20年位たってもまだ立ち直ることが出来てない人もいます。

目に見えないのでなった人しかわからないわけですが、実際なった筆者なりに考えてみると

あくまで一例なのですが、自分の中の天気予報は毎日ほぼ曇りもしくは

雨時々豪雨で場合によっては雷も伴う事があるでしょう的な感じでしょうか・・

因みに気分障害と言われる躁うつ病と抑うつをくり返すもののような

晴れと豪雨を物凄く揺さぶったりする状態や、一時期新型うつとよばれてたであろうもののような

職場の時のみに発生するような特定エリアのみ豪雨という場合もあり得ます。

とにかくうつ病は多彩だということを頭に入れてもらえたらと思います。

うつ病は性格によってなりやすい人やなりにくい人がいると聞いたが?

これもよく言われる内容ですね。

真面目な人や頑張り過ぎるような人が特になりやすいと言われています。

筆者の周りでうつ病と言われた人に話を聞いてみると総じて上記に該当する人が多い気がします。

逆に普段から真面目に考えないようなのんびりな人はなりにくいと言われていますね。

あくまでなりにくいというだけで万が一強いショックがあった場合は可能性を秘めています。

心の風邪だという所以はそういう所からだと思われます。

筆者のうつ病にかかった状態はこうだった

筆者のが実際になってしまった時は職場が引き金になり起きてしまいました。

診断されたのは2005年頃。まだうつ病という言葉が出てきたばかりの時代だったので

2019年時点の現在と比べると認知度は雲泥の差です。

筆者の当時の状況は以下のようになります。

筆者のうつ病になった時の環境

  • 職場は地元から離れた地域
    (田舎。コンビニと地元のスーパー位でその他の娯楽の為に町に出るのに車で30分位)
  • 同僚はいない(一番近い上司で9つ上)
  • 休みは平日の1日のみでその休みが祝日だった場合は休みがなくなり代休無し
    (当時は祝日が月曜固定ではなかった時代です)
  • 休みの日場合によっては親会社の弁当注文の為だけに会社に出てこないといけなかった
  • 1日辺りの職場滞在時間は15時間以上は当たり前だった
    (最高記録18時間。連続勤務記録は28連勤)
  • 近くの大学またはパートの人の子供からきているバイト以外は全て年上で
    40代位のパートと60代以上のパートがいた
    (ほぼ女性)

今でいえば勤務時間だけみてもブラックと言われてもおかしくないですね!

因みに働き始めて2年手前位で潰れました。

筆者のうつ病になった時の職場での出来事

当時の職場であった出来事は覚えてる限りでは以下の感じです

  • ちょっとしたことで悲しくなり涙が出てきたら「男なのに泣くんじゃない」といわれ脚が飛んできた
  • 今の仕事を辞めて次の職場に移った場合最初は理解してくれるだろうが、お前(筆者)と言う人が解ったら誰も相手にしてくれないぞと言われる
  • パートのおばちゃんたちに仕事の出来が悪い事から陰口を良くたたかれた
    (聞こえる所にいたこともあるがその時は空気のような扱い)
  • 仕事中バイトやパートのいる目の前でビンタを喰らう

思い出しながら執筆していますが今思うととんでもない内容ですね・・

職場を辞める時自分で言う事が出来なかった

上記のような出来事が積み重なった結果仕事を辞めることになったのですが、

きっかけは幼少期から行っていた床屋さんのマスターでした。

うつ病って診断されたとある日打ち明けると血相を変える勢いで

「すぐに辞めたほうがいい、自分で言えない状況だから親に言ってもらってでも辞めるんだ。
もし職場戻ったら仕事そのまましちゃうだろうから」

的な感じになり、それがきっかけで離れる事が出来ました。

現在職場代行サービスなるものが結構しっかりとしているらしいです。

安易に利用してる方もいてそれは個人的にはですがいかがなものかと感じることもあるのですが

今回の様な本当にどうしようもない例の場合は出番なのかもしれませんね。

しかし当の本人が辞めたいけど辞めれないという状況もある一例もあり得るので

そう考えると難しいですね。

退職後通院を含め他の環境ではどうだったか?

仕事を辞めて実際落ち着いたと思われるのが冒頭で述べた通り約10年位なので

環境が変わっても中々なじめなかったのは言うまでもありません。

最近芸能人がうつ病だから2か月位休養しますというニュースを聞いたような気がしますが、

2か月で完治出来るかと言うと経験者からすると疑問だらけです。

思い切って半年~1年でもいいと思うほどです。

転職する為新しい資格を取るべく学校に行くのですが

その間以前お世話になったバイトの所でお世話になりました。

しかし同じバイト仲間や社員に気を使い過ぎたり、失敗したらどうしよう、

自分は悪く思われてるのかな等、とにかく頭の中はほとんどネガティブでいっぱいでした。

資格を取るべく専門学校に行っていた際も

基本家族のような環境だったので割といい感じだったのですが、その中でも

元教育者とは思えない心許ない事を吐き捨てる生徒がいました。

うつ病の影響かは不明ですが卒業するのに1年余分にかかってしまいましたが、

今ではそれもいい思い出となっています。

因みに薬は仕事を辞めてから数年飲んでいてある程度落ち着いたので途中からお医者さんに

相談してフェードアウトする方向になり飲まなくなったのですが、暫く落ち着きませんでした。

立ち直れたと思えたその時

実際そう思えたのは専門学校を卒業してから2年位経ってうつ病と診断受けて約10年後でした。

きっかけは明確ではない所はありますが、

うつを引き起こす原因も人であれば立ち直る原因も人ではないのかな?と思います。

薬だけでは完治しきれないであろうとも言われているのはここにあるのではないかなと

足を骨折してくっついた後衰えた状態を復活させるべく歩行リハビリをするように

うつ病も弱った状態を落ち着かせた後にはうつ病になった原因である考え方の方向性を

どうにかするリハビリが必要なわけですね。

つまり、その心のケアがうまくいく環境があったとしたら

もっと早く立ち直ることも出来るのかもしれません。

実際に恋をしてお付き合いをした相手がうつ病だったりその人の事を理解する場合、

驚異的な回復力を見せる例も実際身近で聞いています。

最後に

うつ病は程度はあるにしても皆一生懸命です。

そして自分の事をダメだと思ってたりすることもあるでしょう。

実際なってしまった経験からすると自分では正直どうにも出来なくて周りの環境の力が

とても大事になるんじゃないかなって身をもって感じました。

もし身近な知人等でそういう方がいたならば、細かい事はいらないので優しく接するだけでも凄く励みになると思います。(実際筆者もそうでした)

そして現在苦しまれてる人は毎日が出口の見えないトンネルのような感じの人も

いるかもしれませんが、出口はちゃんとあると言う事だけは伝えたいです。

もし身内で理解を示してくれない人がいて心許ない発言にさらされてるのなら

良い環境をつくるべく外部に相談をしてもいいのではないかと思います。

うつ病になる人は才能ある方が多いという記載も見たことがありますから、

希望だけは捨てないでほしいです。

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