インペリアルサガエクリプス(以下インサガEC)のメインクエスト冒頭から
登場する一人であるヤンギュスことギュスターヴ14世。
やたらもてなしが凄かったり誠実な性格だったのに違和感を感じた人は
ほぼ間違いなく前作を知らない方々だと思います。
そんなわけでギュスターヴ14世のインペリアルサガ(以下インサガ)時代に
何が起きたかと、ヤンギュスという名前の由来を今回は話していけたらと思います。
尚、この記事も含めたインペリアルサガECの総合ページは以下になります
そもそも原作のギュスターヴ14世ってどんなだった?
ギュスターヴ14世はサガフロンティア2の人物で、
ギュスターヴ13世の腹違いの弟です。
ファイアブランドの儀式も通過していたので
フィニー王国の後継者として君臨しました。
(兄は13世以外にフィリップがいたがノール侯となっている)
後に父である12世が亡き後13世が後継者を名乗りあげて挙兵してきたので
迎撃しようとするも、鋼鉄兵という術不能の部隊にやられてしまいました。
(サガフロ2の世界は術が使えないとかなり差別され不遇な扱いを受ける)
そして最終的にギュスターヴ14世は敗北した為
13世によって処刑されるのですが、最期且つ作中唯一のセリフが
「出来損ないめ!」
「出来損ないめ――」
である為、誠実な印象とは程遠いイメージがあるはずです。
インサガではとある出来ごとがきっかけで性格がまっすぐで誠実になった
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原作の最期のセリフからしてインサガの時でも同じように
傲慢な態度で来ることが予想されるでしょう。実際最初はその通りで、
インサガの世界でもギュスターヴ13世と戦う場面がありました。
そして原作通りギュスターヴ13世が勝利をし、同じように処刑場面まで行きます。
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本来ならこのまま処刑されて終わりに見えるのですが、
上記の画像のように選択肢があり、主に2通りのパターンがありました。
しかし、どちらを選んでも処刑されることはありません!
法に則り処刑を選んだ場合(クロニクルはこっちのルート)
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ケルヴィンとネーベルスタンにあとは任せると言って
その場を立ち去る姿は原作と同様のパターンに見えますが実は少し違います。
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処刑されると思った14世は意識が遠のいたのちに
気がついた目の前にいるのはフィリップとマリー。
どうしてこうなったかといえば・・
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![](https://jouhousaga.com/wp-content/uploads/2019/11/gustave-xiv7.jpg)
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ギュスターヴ13世は予め原作通りの展開になることを予想していた為
もしこうなった場合は表上は処刑した事にして汚名を受ける事にしたようです。
こうしてただの兄弟として過ごせることになったので死なずに済みました。
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それからしばらくして彼らの地域(ジグバード)に
ドラゴンの大群が押し寄せました。
カンタールは統治者に資質、つまりファイアブランドの儀式をしていない者が
治めてるから災難ばかり起きるとけしかけてきます。
(フィリップは原作でも儀式を通過していなかった)
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一方ギュスターヴ達は帝国の力を借りながら竜退治を続けていましたが
苦戦していた模様。かなりピンチになったところにフィリップが
ファイアブランドをもって駆けつけて、
原作さながらそのまま斬りつけるように助けに入ります。
しかしこのままだと原作みたいにアニマの暴走により竜になりそうです・・
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そこへ同じく駆けつけた14世。
ディスノミアに来ている中で唯一儀式を通過したことがある彼は
生存していたことがバレようが兄弟を助けたいといい、
儀式の時のコツというか感覚を教えるのです。
その結果無事にアニマの暴走を押さえ込むことが出来たフィリップは
名実共に統治者として認められることになり、
14世も13世と戦った時の罪が取り消しとなったのです。
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こうして原作では絶対有り得ない兄弟一同勢ぞろいという
救われた内容になりました。
帝国軍に任せるを選んだ場合
一方帝国軍、つまりアルタメノス帝国に処遇を任せた場合はといいますと・・
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こんな感じで帝国の使者の二人がやってきて早速身柄を確保されます。
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連行された場所は変な良き物がいる施設。
(因みにこの改造モンスターの名前はフライマン婆)
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![](https://jouhousaga.com/wp-content/uploads/2019/11/gustave-xiv13.jpg)
そうです、教授の改造した生き物が集まった施設だったのです!
出来損ないと触れ合うことで反省させるという違うベクトルでもはや拷問に。
こんなの相手してたら気が狂わないはずがありません・・
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それから何年か経ったある日、その教授の研究に対しての暴走は止まらず
ついにブラッククロスに捕まった時に得た知識も活用するレベルになり
帝国はこれを処理しなければいけないクエストがありました。
そしてこの教授の館の場所に案内した助手をやっていた14世ですが・・
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![](https://jouhousaga.com/wp-content/uploads/2019/11/gustave-xiv17.jpg)
あんなに傲慢だった口調も
ご覧のとおり丸くなり物凄く謙虚になってしまったのです!
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![](https://jouhousaga.com/wp-content/uploads/2019/11/gustave-xiv19.jpg)
あまりにも壮絶な助手としての数年が彼を校正するほどになったようですね・・
言うまでもないのですが、インサガの教授はかなりのマッドサイエンティストです。
この事件より前にも何度もやらかしていて、
今回でついに牢屋に入れられるという・・
こんな教授ですが、所々イレギュラーに活躍するからわかったもんじゃないですね!
イベントではフリン&レスリーと共に呪われた塔に閉じ込められる
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![](https://jouhousaga.com/wp-content/uploads/2019/11/gustave-xiv31.jpg)
ギュスターヴ14世(とレスリー)が家臣として初登場したイベントなのですが、
レスリーとフリンと共に隠密行動をしている最中に雨が降ったので
近くにあった塔で雨宿りするも、
結界によって出られなくなったという所から始まるお話でした。
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その際にお固く呼ぶのをやめて欲しかった14世は
ギュスターヴと呼んで欲しいというも
そんなざっくばらんに呼べないという事で弟君と呼ぶフリンですが
それも好ましく無かったので、
塔を脱出するまでにいい呼び方考えると言っていました。
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因みに時間軸的には上記に述べた法に則り刑を執行した
ルートの後の話ではないかと思われます。
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そうしているうちに塔の住人が現れたのはいいですが、なんとグール。
そうです、原作でいうグールの塔とほぼ同じ感じだったんですね!
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なのでイベントボスも当然死せる賢者。
原作同様に術多様しながら
デルタペトラによる石化異常も使ってきた少々厄介な相手でした。
3人で力を合わせてこれを撃退した結果、塔に張られていた結界も解除されて
無事に外に出られましたという結末でした。
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因みに死せる賢者と対峙している際にフリンはとっさに
「ヤンギュス様お逃げください!」
と言ったシーンがありました。フリン曰く、
「ギュス様とくべつできるように若いとお付して、ヤングなギュス様を略して」
という理由で呼んだそうですが当の本人はお気に召さなかったようで即却下。
まさかこの呼び名が続編で使われるとは誰が思ったでしょうか・・
インサガECではインサガ時代の記憶が全て統合されているらしいので・・
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インサガECの世界では冒頭でジニーが述べたとおり、
インサガ時代にあった様々な未来の出来事がひとつにまとまった感じとの事。
だからこそ、今まで記載されてきた出来事がひとつになったという事は
傲慢な14世はもういないという事になるんですね!
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そしてしれっとジニーにヤンギュスと呼ばれている事も・・。
まとめとか
インサガECで冒頭に登場するも一部わからない事があるんじゃないかと思って
インサガ時代の出来事を呼び起こしてみました。
リベルにとても感謝していると14世は言ってましたが
これらの出来事を見る限りではそうなのでしょう恐らくは・・
何にせよ、突如ヤンギュスという言葉が出てきたのは
インサガ時代の名残ということも軽く押さえておくといいでしょう。
(重要性は皆無ですが)
コメント
原作で嫌いだった14世、イメージが変わった。
こういうif展開ほんと好き。
良い記事をありがとうございます。
コメントありがとうございます!
インサガ、とりわけスタッフが一新されて以降は原作で救われなかったキャラが
救われる展開を用意してくれてることが多かったので
そのスタッフが基本継続されているECも期待していいと思いますよ!
今後もどうなるか楽しみです!