よくメジャーリーグ等の球速ランキングはありますが、漫画やアニメ界はどうでしょうか?
フィクションの世界なので
現実では速いはずの160キロ程度では最速の称号は間違いなく無理でしょう(笑)
誰が一番速いのか?そんな気になる人たちの為の剛球速リストを作ってみました!
尚、160キロ以上で記載していなくて速いキャラ知ってるよという方は
是非教えていただけるとありがたいかもです。
剛速球を投げる投手たち
ここから本題である剛速球を投げる投手をリストアップしていきますが、
大きく分けて160キロ代の投手と170キロ以上の超人に分けておこうと思います。
果たしてどこまでの速球を投げる投手がいるのでしょうか?
160キロ代を投げる投手たち
まずは現実では凄いレベルである160キロ代から行きます。
日本人でも大谷選手が165キロ、高校生の期待の星である佐々木朗希投手(高校三年時)も
163キロ投げてしまう時代なのでリストアップしている選手の凄みは
多少薄れるかもしれませんが、
大抵直球以外にも何かしら持っているのでやっぱり普通ではないと思います・・
桑本聡(名門!第三野球部)160キロ超
主人公である檜あすなろの永遠のライバルである銚子工業高校のエースピッチャー。
最初はひょろいカラダだったのですがあすなろとの練習試合をきっかけに
真面目にトレーニングをし始めて見事な肉体になります。
甲子園後のハワイ遠征時で160キロを超える球を投げるという剛速球ぶりですが、
この桑本は縦に物凄く落ちる三階カーブと呼ばれる変化球が持ち味です。
因みにプロ編の終盤は涙なくして見れないですよ!
雄根小太郎(キャットルーキー)球速164キロ
1993年に少年サンデー超で連載されていました。
日本のパリーグが舞台の影響で、実際の選手をモデルにしたキャラも結構登場します。
その主人公である雄根小太郎は球界一、二を争う剛速球投手と言われています。
その最高速度は164キロも出ますが、気分次第で速度が激しく変動し、
気分が乗らないときは130キロまで落ちることもあるようです。
しかし体力が底なしなので中2日だったり連投の登板もこなす時期もあったりします。
気分で状態が変わるのは後述する二階堂と共通点ではありますね!
茂野吾郎(MAJOR)球速164~165キロ
野球の金字塔である漫画のうちの一つといっても過言ではない作品です。
茂野吾郎はそんなMAJORの主人公ですが、メジャーリーグ編の前辺りまで一部例外はありますが
基本直球しか投げてない人です。
ただ、その直球はジャイロボールと呼ばれるピストルの弾丸の回転が加わってるので
普通の速球ではないですけどね!
(ストレートがジャイロボールになったのは高校編の夢の島の辺りから)
肝心の速球はそのジャイロボールを駆使してメジャー時代の最速が
102マイル(164.15キロ)、アニメでは103マイル(165.76キロ)投げてます。
余談を言えば、そのジャイロボールの回転でフォークも途中から使うようになったり。
現在では続編であるMAJOR2ndも連載中で息子の大吾が野球をしてますが
彼はキャッチャーしてます。
吾郎も日本のプロ野球に戻ってきてるものの
両肩壊してる都合上、実父である本田茂治同様に打者として活躍中です。
中西球道(球道くん、ドカベンなど)球速167キロ
ドカベンで有名な水島新司先生の作品の一つである球道くんの主人公です。
名前の由来は 球けがれなく道けわしとの事。
球道くんの主人公で直球163キロの速球が武器で、打撃も守備も完璧の
体力もかなりのものという隙のない人物です。
実際の最高速度を出したのはドカベンのドリームトーナメント編の決勝戦だったりします。
その速度はなんと167キロ!しかもこの球速を出したときは
延長12回という明らかに消耗している状態からでたのだから驚きですよね・・!
因みに水島先生の作品に登場する他の選手も160キロ代の投手は沢山いますが、
中西球道が一番速いので代表になってもらいました。
170キロ以上を投げる超人たち
もはや人間やめている人達を紹介します・・
160キロでも十分凄いのにここまでくると何が何だかですね(笑)
因みにこの中には意外な人物もいたりします・・
宇野球一(アストロ球団)球速190キロ
1972年から少年ジャンプで連載されていたスポ根漫画です。
打倒巨人軍、アメリカ大リーグの目標を掲げて一試合完全燃焼の信条をもとに
世界最強の野球チーム結成目指して戦う作品なのですが、
デスマッチ要素もあって実際に犠牲者も出てるというカオスな作品です。
そんな作品の主人公である球一は左投げのエースで4番。
そんな彼の剛速球は190キロ!普通ではないですね・・
しかし彼の場合いくつか変化球というより魔球があり、
七色の変化球を始めとした巨人の星の消える魔球の理屈とは全く違って
明らかにボールが消えるファントム魔球なんてものも投げてしまいます。
因みにこの作品は実写版もあるみたいですよ!
二階堂定春(緑山高校)球速200キロ近く
198センチ左投げ。球速は200キロ近く出るどころか、
打ってもバックスクリーン貫通してしまうという恐ろしい人物ですが、
かなり気分に左右される人物だったりします。
この二階堂の声優さんも北斗の拳のナレーション等で有名な千葉繁さんなので、
キャラが更にいい感じになっていますよ!
因みにチームメイトも血気盛んです(笑)
余談ですが、プロ野球ワールドスタジアム(PCエンジン版)や、ファミスタ’89 開幕版!!でも
登場して使えたりします。
ただこれらは右投げになっていて、名前も「にかいと」もしくは「にかいど」表記になってます。
実際ゲームをしたことがありますが本当に速かったです・・
新城童夢(ミラクルジャイアンツ童夢くん) 球速270キロ
まずこの童夢くんの学年が小学5年生という時点で既におかしいです。
そんな10~11歳の腕から繰り出される魔球のサンダーバキュームボールは
最大なんと球速270キロ出るようです(笑)
因みに投球以外で外野からのバックホームにこの球を使ってアウトにしたこともある模様です・・
余談ですがサンダーバキュームボール以外にも
チートとしか言いようのない様々な魔球があったりします。
いくつか説明すると、小型のブラックホールを作って強制的に打者を振らせる
ハイパースピンブラックホールボールというのもありますが、
それを超える恐らく作中最高のチートぶりを見せるのは
いわゆる蜃気楼ボールとも呼ばれてる
ケンジスペシャルイリュージョンスペースワープボールという魔球です。
何段階もの時間差がまるで蜃気楼のような感じになるので
打てる人がもはやいないレベルでした・・
(あのセ・パ三冠王の落合博満ですら)
初芽幽斎(戦国甲子園 〜九犬士伝説〜)球速300キロ
作者はジャンプでも人気の「NINKU-忍空-」も描いている桐山光侍先生の作品だったりします。
戦国甲子園はその忍空が始まる前の1991年に連載された少年サンデーの作品で、
30年連続優勝を果たしている大阪の石田高校に勝つべく、24年前に唯一互角に戦った
西東京代表の徳川高校の当時のメンバーの息子たちが親の世代で勝てなかった
無念を晴らすべく徳川高校に集まり戦うという漫画です。
その作品のラスボスポジションである石田高校の1年生でエースの
初芽幽斎が恐ろしい球を放ります。
普段は右のアンダースローで舐めてかかっていますがそれでも既に145キロ出るんですから
おかしいですね・・
そして決勝戦の徳川高校では流石にそうはいかず本来の投げ方である
オーバースローで投げてますが何と200キロ!これでも十分おかしいのですが
まだ本気ではないようです。
実はこの初芽幽斎はテニスの王子様の越前リョーマよろしくと言わんばかりに
サウスポーというオチが。
そのベールを脱いだ全力投球は・・
球速300キロ!!
因みに道具は毎回壊れているそうなのでその度に交換が必要との事。
その辺は現実味あるのですね(笑)
そしてこの初芽幽斎だけでなく、以下のような感じで
作品の試合展開もまるでテニスの王子様を見ているような異次元バトルを展開しています・・
- 菊丸みたいに分身なんて余裕
- ホームラン阻止するために捕手が野手をぶん投げて取らせる
(ふっとび具合がデュークホームランかな?) - 不二周助の星花火のように天井に打ち上げる打球を上げて
ランニングホームランになるまで落ちてこない。 - 波動球レベルのスピードが無くても金属バットが折れたりも余裕
まさかこの時代に既にテニプリ要素があったとは・・
余談な上に人間ではないですが、電子戦隊デンジマン17話に出てくるベーダ―怪人デッドボーラーも
球速300㎞の速球を投げれます。
但しこちらは野球選手を鉛の弾で病院送りにさせるという、ぶつける方専門なので・・・・・・
佐々木主浩(ササキ様に願いを)球速1418キロ!多分これが一番速いと思います
元横浜ベイスターズ(現横浜DNA)の守護神でありシアトルマリナーズにも在籍していた
佐々木主浩その人であるがこの佐々木は別人であります。通称ササキ様。
現実の佐々木投手の現役時代でも154キロの直球に数種類のキレのあるフォークに加えて
120キロ代のカーブを投げてベイスターズ時代はハマの大魔神と呼ばれる程の
抑えのピッチャーとして君臨し、9回に出てきたらほぼ試合が終わるという
凄腕ピッチャーだったのですが・・
このササキ様の直球はなんと1418キロ!
捕手である秋元宏作を気絶させる音速の球。というか、気絶だけで終わるのか・・
多分これが一番速いと思います。
まとめ
まさかの実在している名前の投手のフィクションキャラが最速という結果になりましたが
音速ってなんなのでしょう・・
当然なのですが、それを受け止めるキャッチャーもひと苦労どころの騒ぎじゃないですね!
元々超人な人がボール投げさせたらササキ様を超えるとは思いますが、
それをやるとキリがないので無しの方向で・・
ただ、ドラゴンボールで悟飯がスクール行き始めた時野球をしてる話の中で
バックホームをするシーンがあるのですが、あれはいったい
どれくらいの速度出てたのか気になりますね!
単行本確認しても速度は出てないですし手加減してたものなので、
もし本気で投げてたらどうなってたのか・・夢は膨らむばかりです。
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