マッサージが女性でも長くやれるのは腕力を使わない要素があるから?

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鍼灸マッサージ

マッサージの仕事をしているとどこでも言われる内容がタイトルの

「こんなに長い時間マッサージしてて疲れないの?」


等の言葉を一定の期間置きと言っていいくらい言われます。

そのよくある質問に対して実際に仕事をしてる側として

その辺りどうなのかというお話をしていこうと思います。

因みにマッサージ師を含めた資格の事に関しては以下に記載しています。

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マッサージに腕力より支える力の方が使う

冒頭で述べた通りマッサージに腕力はほとんど使いません

マッサージの動作的に体重移動を大いに活用して施術をしていく為です。

腕力に比例していたら女性のマッサージ師が仕事を長く出来るわけないですし

女性でもムキムキな人ばかりになってしまうでしょう。

(ただし、後述の理由で仕事をしてる人は多少腕は太くなります)

しかし力を全く使わないわけではなく腕力よりも腕を支える関係の胸の筋肉等は必要でしょう。

その為腕立て伏せ、逆腕立て伏せなどの筋トレをして少し鍛えておくと

仕事の負担は違ってくると思います。


逆に言えばあまりにも貧弱だと腕力あまり使わないといっても身体の負担が大きくなるのは

間違いないであろうと思います
ので、事実筆者がまだ研修期間だった頃は

練習前に筋トレから始めたものです。

的確な場所を押すことで少ない力で最大限の効果を出せる

これも女性でも長くやれる理由の一つです。

一般的にツボと呼ばれる経穴だったりトリガーポイントと呼ばれる

急所を狙えるようになると、負担をかけずに効果を出せるようになる
ので

受けている人の感覚ほど力を基本使っていません。

受ける側の人の中には信じてもらえない人も結構いますが、本当なんです信じてください!

マッサージで支える力以外は指そのものを作ること

支える力が大事なのは上記で説明していきましたが、それ以上に大事なのが指圧力

つまり、指そのものの耐久力(特に親指の筋肉である母指球)と言ったらいいでしょうか。

こればかりは鍛錬がモノをいいまして、駆け出しの頃は人の身体以外にも

ベッドの上のやや柔らかい所でよく練習をしたものです。


バレーボールをした事のある人ならわかる例なのですが、レシーブをする場所は

手首の辺りに腕を絞り込んで当てる形になりますが、最初はものすごく痛い上に

当てた場所が真っ赤っかになる通称初心者病的なものがある
かと思いますが

あの感じと同様に慣れると指もしっかりしてきて耐久力が付いてきます。


ベッド等の練習で見るのは親指を鍛えるだけではなく、押す際に支えている

他の4本の指に力が分散しないようにするという意味もあります。


もし5本の指全てに力が入っていたら首をほぐしたりする際

わしづかみの構図が出来上がり、不快になりますからね・・

まぁ、頭のマッサージはそれに近い構図を逆にする場合もありますが・・

駆け出しの頃は力任せに押すことが多いので腱鞘炎になりやすい

筆者も例外ではなかったのですが、まだ駆け出しの頃は腕力を使わないようにと言っても

コリが固い人や強もみが大好きな人に対してはどうしても気が付かないうちに

力任せに押すことが多い
です。

負担がかかり続けているとそのうちに主に親指が痛くなってきます。

いわゆる腱鞘炎と呼ばれる状態ですね!

こうなると仕事するのもかなり大変になってしまうので長時間仕事を行った場合ほど

終わった後肘のあたりまでキンキンに冷やしたものです。

腱鞘炎になると言う事は無意識のうちでも腕力を使ってやっている証拠といっても

ほぼ差し違えないので押し方を気を付けつつ、腕のケアをしてあげる事をオススメします!

まとめとか

マッサージひとつでも工夫や技術力あってこそ力を最小限に抑えれるというのが

少しでもわかっていただけたらと思います!

実際マッサージ師だけでなく介護士の起こし方を始めとした他の職業の方にも

こういった見た目ほど力を使わなくてもいいやり方が沢山あると思いますので

日常に取り入れる事が出来る者はどんどん使っていきたいですね!


ただ、美容師さんのように強制的に変な姿勢を取らないといけない場合

本当に大変だと思います・・!

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