テニスの王子様の主人公越前リョーマ。
彼の口癖は「まだまだだね」ですが、作中かなりの頻度で言っています。
そんな彼の生意気なセリフを漫画版で数えてみました!
さてどうなるか・・?
越前リョーマの口癖「まだまだだね」
越前リョーマの決めセリフ且つ口癖のこのセリフは
隙あらば同級生に限らず、上級生だろうが大人だろうが言い放つこのセリフ。
アニメ版になると更に頻度が上がっているように見える上に
アニメオリジナルの所はほぼ確実に言ってる気がします。
しかし話が進んでいけば頻度はもしかしたら下がるかも知れません?
(多分な・・)
「まだまだだね」をカウントしてみた
では早速カウントしたデータを表記してみようと思います。
検証対象:テニスの王子様漫画版全42巻分(単行本の特別読み切りも含む)
セリフの対象:越前リョーマが「まだまだだね」といったシーンをカウント
(但し、一部変化した言葉がある場合それも紹介する)
たまにほかのキャラがリョーマの真似をして「まだまだだね」などを
言っているのもあるがそれは対象にしない。
こんな感じでやっていきました。では早速見てみましょう。
1巻~10巻(合計15回)
グリップの握りが甘い、まだまだだね(1巻1話)
これが作中最初のまだまだだねになります。
このあと佐々部はボコボコにされたうえに利き腕である
左手に持ち変えられ、更に一方的に・・
竜崎桜乃の回想の中で(1巻2話)
1話の出来事を教室で思い返す回想シーンがあったのですが
その中でも言ってしまっています。
桃城とゲームしたあと自宅のシャワーで(1巻3話)
この時足を捻挫してた桃城と戦うも打ち合うも途中で切り上げた桃城。
その後自宅でシャワーを浴びていると外からイトコの大学生菜々子に
中学の部活はどうかと聞かれた返答が
「まだまだだね」
乾との対戦時に(2巻14話)
校内対抗戦で乾と対戦時にデータテニスを打ち破るべく繰り出した
一本足のスプリットステップだが、ボールがアウトしてしまった後
「ちょっと焦ったか まだまだだね」
このあと修正して乾に勝つも、「生意気なルーキーだ」と言われていた。
不動峰の神尾と伊武がボールを打ち合いしてる時に(4巻29話)
不動峰の神尾と伊武が海堂を挑発しながらボール2個つかって
打ち合いしている間をリョーマは通過。
そしてラケットを使ってその打ち合いを捌きながら通過し
「まだまだだね」と行ったあとその先にあった水道水で水を飲み
「もう一つ増やしてみる?」とさらに挑発した。
地区予選決勝試合終了後(5巻40話)
不動峰との決勝戦シングルス2で戦った伊武深司のスポットの影響により
眼をケガしたものの勝利を収めたリョーマ。
試合終了後の挨拶の時リョーマに謝るも、あれは自分のせいじゃないと
ボヤいた所部長の橘桔平に怒られたところを見て言った。
特別読み切り(5巻。合計4回)
- 木の上で竜崎菜々子のプレーを見ながら
- 竜崎菜々子がリョーマにアドバイスもらったお陰で
上達したお礼をしてきた後に - 2の後更にリョーマがアドバイスし、それを実践した竜崎菜々子に向かって
- 佐々部にテニスを教えるといって試合を申込み
その最中佐々部にボールをぶつけられた後に
「狙いはいいけどグリップの握りが甘いまだまだだね」と言う
観月はじめに話しかけられた時に(6巻51話)
地区予選4回戦のリョーマの試合前観月はじめに話しかけられて
「今日は左手でいくんだろ?」と言われるも
「アンタ誰?制服きちゃってもう帰るの?」と言った直後に言い放った。
聖ルドルフ中のダブルス2を観戦しながら(7巻54話)
青学のダブルス2は桃城と海堂だがお互いやや喧嘩腰。
しかしダブルスとしてはなんだかんだうまいこと噛み合っていたのだが
「ふーん、どっちもまだまだだね」と言おうとするリョーマを
カチローが口を塞いで言い切るのを阻止された。
(解説がややこしくなるから)
聖ルドルフ中ダブルス2でブーメランスネイクを見て(8巻65話)
地区予選で偶然だした海堂のポール回しことブーメランスネイク。
それから鍛錬を積んである程度形にした海堂が放って決めたが
越前にまだまだだねと言われ、続けざまに
「それ、未完成なんでしょ シングルスじゃアウトじゃん」と言った。
聖ルドルフ中シングルス2の対戦中に(9巻70話)
リョーマの相手は不二周助の弟にしてサウスポー殺しの異名を持った不二裕太。
彼の得意な超ライジングを軽々攻略した直後に言い放ち、
「もっと強い左とやった事あるよ」と続けざまに言い放った。
尚もっと強い左というのは部長の手塚国光のこと。
ツイストスピンショットに対して(9巻72話)
不二裕太の必殺技であるツイストスピンショット。
これは身体に負担がかかる技なのだが何回か使用して来た後に
「余りそれを使わないほうがいい」と言うも構わず連発して使用する不二裕太。
それを見たリョーマは「あーあ、せっかく忠告してんのに・・・」
「まだまだだね」(見開き2ページで)
そしてその理由はドライブBで封じるという事だった。
11巻~20巻(合計7回)
シングルス2で山吹中の阿久津と対戦中に(12巻103話)
対戦中の途中から阿久津が
「お前はもう1ポイントも俺から取ることはできねえ」と宣言するも
結局ポイントを取ってしまうリョーマ。そして
「ねぇ……1ポイントも取らせないんじゃなかったっけ?」
「まだまだだね」
といった具合に挑発した。
学校の掃除中にゴミを散らかされ・・(13巻110話。計2回)
掃除中にバスケをやっていた上級生にゴミを散らかされた。
10連続ゴール決めたら1000円もらうという賭けをしていた所
9連続目までゴールを決めてノリノリの先輩に向かって「まだまだだね」。
10連続目を決めると同時にホウキをラケット代わりに入れに行ったリョーマは
そのままそのゴミを散らかした相手とフリースロー対決に突入。
(リョーマはホウキのまま)
その勝敗はリョーマの勝ちになったがたまたま通りかかった桃城から
ラケットを受け取ってそのままサーブの形で
バスケのリングに触れずに通過させたあとゴミを散らかした本人に向かって
「ねぇ先輩……言っちゃ悪いけど……まだまだだね」
校内ランキング戦にて池田先輩相手に(13巻111話)
レギュラーを決める為定期的に行われる校内ランキング戦。
リョーマの対戦相手の一人だった池田先輩にも
手加減なしで容赦なく相手をし、マッチポイントになった時言い放った。
その後ツイストサーブでトドメをさし、ゲームセット。
関東大会決勝の氷帝戦シングルス2にて(17巻141話)
シングルス2は不二VSジロー。
滅多に見られない不二の本気を間近でみようと越前はベンチを陣取る。
その見事なプレーを見てゲームカウント2-1の後
不二にドリンクを渡しながら言い放った。
因みにこの後3種の返し技の一つ白鯨を披露。
氷帝戦補欠同士の戦いにて(18巻154話)
シングルス1終了時点で同点だったため補欠による延長戦が始まり
リョーマVS日吉若のカードになった。
その際に手塚の18番零式ドロップをやってみせた後に言い放った。
但しラケットヘッドが30cmも下がっていたらバレバレ。
二度目は通用しないと乾に言われる。
ニコニコで有名なテニミュの空耳シーンの所ですね!
ボーリングの王子様(18巻158話)
青学テニス部でボーリング大会が行われ、リョーマは桃城とペアを組んだ。
あるフレームの時桃城がストライク狙いに行くもピンが2本残した際に言ったが
「まだまだッスね」と微妙にセリフがこの時は違った。
恐らく先輩だったからだろう・・
21~30巻(合計5回)
切原赤也との野試合で
練習中ガットが3本ダメになった為かなり遠いところに
ランニングがてら張り替えに行った時道中で立海のエース切原赤也に遭遇。
そこで「テニスを教えてくれる?」と挑発し野試合に発展。
開幕から右手のツイストサーブを放ち切原を吹き飛ばしたあとに
挑発がてら「まだまだだね」。
しかしこの後色々大変なことに・・
初・無我の境地(22巻190・191話の計2回)
野試合で悪魔化した切原のナックルサーブで痛めつけられて絶体絶命の時
作中初となる無我の境地を発動した直後言ったが
なぜか「You still have lots more to work on」と英語である。
(これ以降も無我の時にいう「まだまだだね」は大体英語)
関東大会決勝シングルス1にて(26巻226話)
決勝の相手は王者立海大付属。
そのシングルス1でリョーマに立ちはだかったのは皇帝真田弦一郎。
彼の必殺技の風林火山が一つ「疾き事風の如く」に対抗すべく
無我の境地で不動峰の神尾のスピードと伊武のスポットの合わせ技で
これを封じた後に「疾きこと風の如くだっけ?」と言った後
やっぱり英語でまだまだだねと返した。
言われる前に「無我の境地とはこれ程の・・」と真田は言ってますが
そもそも真田も無我の境地使えるはずなんですがそれは・・
全国大会2回戦比嘉中のシングルス3にて
全国大会青学の初陣(シードだから2回戦が最初)の相手は
六角中を破った沖縄比嘉中。リョーマはそのシングルス3で一撃必殺サーブの
ビッグバンを使う田仁志と対戦。ビッグバンは強烈で中々返せないように見えたが、
実は途中から田仁志を消耗させる作戦だったのです。
そして消耗して威力が弱まったビッグバンを破った直後に「まだまだだね」
最後はCOOLドライブでゲームセット。
31~42巻(合計4回)
全国大会準々決勝シングルス1にて(34巻297・298話の計2回)
シングルス1に登録されたリョーマの相手は王様跡部景吾。
無我の境地を使えと挑発するも応じないリョーマに
COOLドライブ同様に打球が弾まないタンホイザーサーブでその気にさせる。
そして無我の境地になった途端に言うのだがやっぱり英語表記。
跡部は「そうだ、それでいい」と余裕の表情でその後少しゲームが進んだあと
相手の死角をつく氷の世界を使用して来た。
全国大会決勝シングルス1にて(42巻372話で計2回)
最終決戦になったリョーマVS神の子幸村精市。
最初の1ポイント目に自前の技全てを返された後に無我の境地を発動。
そしてやっぱり英語表記でまだまだだねという。
無我の境地で様々な選手の技を使うも全て通用しなかったリョーマだが
「やっぱり楽しいなぁテニスは」と言い、
百錬自得の極みを発動させた後にも言い放ったが、この時は日本語でした(笑)
「まだまだだね」に対しての考察など
全話合計の「まだまだだね」は31回という結果になりましたが
予想より少なかったのは驚きました。
最初の頃は誰かがヒドイ事された内容に対して助けに入ってからの
「まだまだだね」なパターンもあって結構な頻度で言ってるものの、
巻数が進むにつれてその系統のシーンが減っていったのと
強い対戦相手と戦う頻度が増えていったせいもあってか、
言う回数が減っていったのはある意味予想通りなのかなと思います。
ただ、その強敵相手にもめげずに言っているのも印象が強いですね。
そして無我の境地を発動した時に限ってのいう確率が非常に高いのも注目ですが
何よりもグーグル翻訳が面白すぎて・・
ついでにもう一つ訳してみましたがやっぱり微妙におかしかった・・
(作中の訳はテニスでは誰にも負けたくない)
まとめとか感想
ふと気になったので調べてみましたが、テニスの王子様がバトル漫画になるにつれて
頻度が減ったのかな?と思ったりしました。
続編の新テニスの王子様を数巻読んでみると1巻で1回行ったきり
ほぼ言っていない気がします。
ただ、まだまだだねは言わなくとも生意気なセリフは健在なのは
全てに共通するところでしょう・・
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