サガシリーズと言って思いつくのは・・
- レベルがない!
- 閃き!
- 陣形!
- 連携!
- 様々な種族!
大体こんな感じだと思いますが、それらのシステムだったり内容の最初は
どの作品からなんでしょうか?シリーズを全て知らない人はもしかしたら
「どれもロマンシングサガからでしょ?」
という人もいるかもしれませんが、実際の所どうなのか?
一つずつ見ていきましょう!
独特過ぎるセリフの言い回し
サガシリーズ自体どれをとってもセリフの使い方にキレがあるわけですが
これは初作である魔界塔士Sa・Gaからキレッキレでした!
システム的内容
基本的に2作品以上使われているシステムをあげているつもりなので
サガ3のステスロス迎撃や、アンサガのリールシステムを始めとした独特な内容等は
割愛しますのでご了承ください。
また、もし漏れている内容があれば教えていただけると助かります!
レベル制度を使わず、熟練度等で強くなる
一部の作品(サガ3時空の覇者等)を除いてサガシリーズは
ファイナルファンタジーシリーズやドラゴンクエストシリーズのような
経験値稼いでレベルアップというシステムを取っていません。
大筋は特定の武器や魔法(術)を使う事で
指定されたステータスや熟練度が上がるというお馴染みに見える内容ですが
その内容が始まったのは、
ロマンシングサガ・・・ではなく、第1作の魔界塔士・・・でもなく
第2作であるSa・Ga2秘宝伝説だったりします。
魔界塔士Sa・Gaでも戦闘後にステータスが上がる種族(エスパー)がいるのですが
特定の武器を使うことで指定された能力が上がるわけではなく、ランダム成長なので
該当しない事にしました。
ただ、ステータスの愛・精神・魅力・知力等の項目に関しては
ロマンシングサガが最初ですね!
GB版は力(攻撃)・防御・すばやさ・魔力表記だったので・・
成長システムの更に原本はファイナルファンタジー2
余談ですが、サガシリーズ独特な成長システムの
更に大元はファイナルファンタジー2だったりします。
FF2はレベル制度がない斬新なシステムを試みたものの、
後のシリーズには採用されなかった代わりに
サガシリーズが受け付いたという形になったようです
武具の耐久システム
武器の横に数字があり、使用していくたびに減っていき
0になると武器が壊れたり使用できなくなるというものがあります。
割と最近のサガシリーズしかやってない方は
サガフロンティア2が最初じゃない?と思う方もいるかもしれませんが、
実は第1作である魔界塔士SaGaからあるんですよ?
武器の耐久システムは例外もありますが
基本強い武器程初期の耐久値が低めになっているのが特徴で、
中にはガラスの剣や核爆弾等の一発こっきりのもあったもんです。
(サガフロ2で少ないのですら七星剣の7回だったはず)
因みにサガ2秘宝伝説の体術にも耐久値があるのですが
回数が減る程威力を増し、残り1回の時に使ったときの破壊力はかなりのもの!
LP(ライフポイント)
生命力を現す数値で0になると死亡してパーティから外れたり
昏睡状態で済み、宿屋に泊まったりするとLPが回復したりと
シリーズによって差があるのも特徴で、
中にはLPを消費してHPを回復出来る作品(サガフロンティア2)もあります
このLPという生命力の数字が登場したのはロマンシングサガ2なので
これが最初に見えますが、実は初作である魔界塔士Sa・Gaには
「♡」という生命力を現すものがあり、HPが0になるたびに減っていき、
♡が無くなると復活できなくなるというものがあるので
事実上は魔界塔士Sa・Gaが最初といっても過言じゃないと思います。
(秘宝伝説、時空の覇者、ロマンシングサガにはない)
閃きシステム
戦闘中に突然電球が点灯して新しい技を覚え、
そのお陰でボスを倒せました!まさにロマンシング!!!!
そんな閃きシステムですが、始まりはロマンシングサガ2。
閃きによる様々な感動がここから始まり、その結果こんな動画も生まれました・・やはり狂人であったか・・
前作のロマンシングサガにも技自体はありましたが
装備した武器の熟練度を上げないと覚える事が出来なかった内容だったりします。
リメイク版であるミンストレルソングに閃きがあるので
間違える可能性もあるかもしれませんね!
陣形
閃き同様もはやお馴染みの陣形。
初登場は閃き同様ロマンシングサガ2ですが、
これ以降のサガシリーズで陣形を用いていない作品も中にはあったりします。
陣形が存在する作品では結構な種類が存在しますが
実際実用的に使うのはそこまでない事が多いですね・・
陣形技
陣形がロマンシングサガ2なら陣形を用いた技もそうだろうと思いたくなりますが
陣形技が初登場したのは次作のロマンシングサガ3になります。
陣形技が使用できる条件はコマンダーモードなので
主人公は参加する事が出来ないのも特徴で、陣形技も閃きます。
一度に電球が5人同時にでるのは恐らく陣形技だけのはず・・!
そして、このコマンダーモードが地味に強くてな・・
連携
技や術等を一度に攻撃して、一風変わった名前の技名になる連携。
中には技名を上手い事利用して、
ネタ的な名前にしてみたりという遊びも出来るこの連携ですが
最初に登場したのはロマンシングサガ・・ではなく、サガフロンティア。
本来なら自軍のパーティが5人なので5連携が最大と思う所なのですが
試行錯誤すると5連携以上も狙う事が出来ます。
そして特殊な環境下(チョコボの不思議なダンジョンに同梱されている不思議なデータディスク)を用いると
連携数をここまで伸ばすことが出来てしまう模様。
見てわかる通りですが、連携数が余りにも多いと連携名がどういうわけか
「剣」
となるようです。
ロールシステム
内容によって様々な恩恵が得られ、
必ず先制してみたり、連携率上げたり等々ありますが
このシステムが登場するのはサガフロンティア2。
(軍神、突撃、狙撃、鉄砲玉などのやつがこれ)
このロールシステムは後にインペリアルサガだったり、
サガスカーレットグレイスなどにも使われています。
余談ですが本来サガフロ2のロールは、各キャラクターにつき1種類までなのですが
手順を踏むと同じロールを複数のキャラに付けることが出来る
ロール重複バグがあるとかなんとか・・
詳しくはこちらのサイトに書いてあるので一度目を通してみてもいいかもですね!
タイムラインバトル
戦闘開始前に行動順が敵と味方のアイコンによりわかってしまうシステム。
これを使った戦術の組み方をするのも醍醐味であるのですが
そんなタイムラインが登場したのはサガスカーレットグレイスではなく
サガ3時空の覇者 Shadow or Lightからだったりします。
※前作のサガ2秘宝伝説 GODDESS OF DESTINYも
タイムラインは見えますが、こちらは行動選択時には見えない
連撃&インタラプト
タイムラインバトルの要素に乗っかったシステムといっても過言じゃないでしょう
どちらもサガスカーレットグレイスで登場し、
インタラプトは特定の攻撃に割り込んで行動するもの、
連撃は通常行動以外に続けて行動を起こすものをいいます。
他にもタイムラインの行動順を遅らせたりと、サガスカのバトルシステムは
タイムラインの状況を操作するのも勝利の鍵だったりします。
チェーンエンカウント
サガ2・サガ3のリメイク版であった特殊なエンカウントシステムです。
本来通常敵のシンボルにぶつかるとそのシンボルに関わる敵のみ登場なのですが
一定距離に他の敵シンボルがエンカウント時いた場合は
なんと周囲の敵ともまとめて戦わないといけないというトンデモシステムでした。
サガ2GODの時は文字通り一度に大群と戦わないといけなく、チェーンが繋がると
一度に50体相手にしないといけないという事態も余裕で起きていました。
(GB版の時も元々10~15体の敵を当たり前のように相手していたが)
一方サガ3solになると少し内容を変えてきて、
一度にまとめて相手をするわけでなく、シンボルごとの連戦仕様になりました。
各種族が最初に登場した作品
サガシリーズは色々な種族がいます。
ここではそんな色々存在する種族が最初に登場した作品を挙げていくだけの内容になりますが
軽く見てもらえたらと思います!ではイクゾー
(漏れている種族がもしあったら教えてください)
種族 | 初登場作品 | 詳細 |
人間 (ヒューマン) | 魔界塔士 Sa・Ga | 魔界塔士のみ 各能力のもと使用で ステータスをあげていた |
エスパー | 魔界塔士 Sa・Ga | GB版3作のみ登場するが それ以降は見かけない |
モンスター | 魔界塔士 Sa・Ga | 肉を食べて別の姿に変わる。 Eat the meet(GB版勝利BGMタイトル) サガ3だけは獣人から モンスターの肉を食べて変化。 仲間になるモンスターは GB版3作だけと思われたが サガフロンティアでも再登場 下記の獣人や亜人と混同しそうだが 別扱いにしておく |
メカ | Sa・Ga2 秘宝伝説 | サガ2とサガフロンティアは 装備品でステータスが変動。 SaGa3時空の覇者ではサイボーグに メカのパーツを取り付けることで変化し 魔界塔士の「もと」みたいな感じで パーツ使用により能力上昇。 |
サイボーグ | Sa・Ga3 時空の覇者 | 該当作品のみ登場し、 人間またはエスパーの状態から パーツを組み込むとなる。 装備品でステータスが変動した |
獣人 | Sa・Ga3 時空の覇者 | モンスターや 下記の亜人と混同しそうだが 別扱いとした。 該当作品のみ登場し、 人間またはエスパーの状態から 肉を食べると変化した。 |
亜人 | ロマンシングサガ? | 仲間になる中では ゲッコ族のゲラ=ハ辺りか? これ以降ゆきだるまだったり サラマンダー、強いエビなど 多種多様な一族が登場する |
妖魔 | サガフロンティア | 該当作品だけの特殊種族。 主人公の一人であるアセルスは 半分人間、半分妖魔の血である半妖 ステータスの大半を占めるのは 妖魔武具によってモンスターを 吸収した際に上昇する能力。 |
まとめ
閃きや陣形がロマンシングサガ2からなのもあって
殆どのシステムもそのように見えたかもしれませんが
蓋を開けてみるとGB版3作の時代からずっと続いてる内容がかなりありましたね!
これらを知っていたからどうなるってわけではないですが
サガシリーズの歴史をちょっと覗くだけでも
また違った視点でプレイできるかもしれませんね!
たぶん・・
コメント
面白い記事おつかれさまです。
そういえばミンサガは未プレイとのことですが、ちょくちょく殿下のイクゾーネタがあるので、是非ともゲーム中の生殿下に触れて欲しいですね。仲間にするにはちょっと面倒ですけど。あのかっこいいデンデンデデデン!を聴いただけで笑えます。
ミンサガは強烈なフラグ管理ゲームですけど、生殿下の活躍を見たり四天王たちの個性に触れたりするのは面白いですよ。ガラハゲがなぜアイスソードを手放さずに死ぬネタキャラなのかよく分かります。
キャラデザは正直今でも許せないんですけど、まあミンサガはミンサガというゲームであってロマンシングサガとは別物なので……。
生殿下見ちゃったら止まらなくなりそうですww
SFCとは完全に別物と聞いているミンサガはやり込み度も上がってるようで・・
一応ソフトは手元にはあるので、やれたらミンサガの世界に触れてみたいですね!