【ガリベンガーV】アリの謎を解明せよ!について

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第35回になる2019年1月9日放送の内容はアリの謎についてでした。

アリといえば道端にいるので、日常ありふれた存在に見えますが

そのアリにどんな謎が隠されているのでしょうか??

今回はそんな疑問について答えてくれました!


因みにガリベンガーVについては以下でまとめてありますので

以下をご覧ください!

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荷物運び?

今回の3人は電脳少女シロ、カルロ・ピノ、八重沢なとり。

開幕早々「よいしょっ」「こらしょっ」「オーライ、オーライ」と言った感じで

わちゃわちゃしていたのですが、流石の小峠教官も

これ、何やってんだよ!?

と困惑気味・・

運搬作業をやってたらしいのですが、初見でこれ分かる人どれだけいたのでしょうか?(笑)

そんな感じ?で今回の難問が始まりました!


尚、前回のお話については以下のページより見ることが出来ます。

アリの謎についての今回の千本ノック

今回の特別講師は琉球大学農学部教授の辻和希先生。

最近ヒアリが流行して問題になっていますが、

辻先生は専門家として、駆除や調査方法を助言したりして活躍してるそうですよ!

そんな話に小峠教官は

あんたたち(シロちゃん達)はこの国でなんも役に立ってないでしょ?

と問うと、シロちゃんは

電力をつかって経済を回してる!

税金はらってる・・

確定申告してる

領収書もためてる・・


と、どんどんメタな内容になっていきました(笑)

この中でヒアリはどれ?

6種類のアリの絵が登場しました。

3人のガリベンガーの解答もバラバラになりましたが、

ピノちゃんは虫さんに関しては専門分野同然!

答えを見る為のキーワードはエキゾチックスピーシーズ。

エキゾチックスピーシーズと横文字が一杯並びましたが、いわゆる外来種の事です。

外来種とはもともと生息していなかった地域に他地域から人為的に入って来た生物のことです。

それを踏まえて6体のアリについて見ていきましょう!

①アカカミアリ

引用:Wikipedia

外来種。体長3~5mm 原産地は米国南部から中米。

ヒアリが問題になって騒ぎになって調査していたら実は一緒にいたアリだったり。

見た目がヒアリにそっくりだが、別物。

②クロオオアリ

引用:Wikipedia

日本各地に分布しているアリ。体長7~13mm。

大抵の人が良く見るアリで、その辺の公園にもいるやつとの事。

③アルゼンチンアリ

引用:Wikipedia

外来種。体長約2.5mm 原産地は南米。

日本では広島だったり神戸だったりに住み着いてしまった模様。

④アリグモ

引用:Wikipedia

クモの仲間。体長7~10mm

因みにアリと蜘蛛の違いはいくつかありますが

  • アリは頭部・胸部・腹部に対し
    蜘蛛は頭部と腹部しかない
  • アリは脚が6本に対し、蜘蛛は8本
  • 雄の蜘蛛のみだが大きなアゴがある
  • 蜘蛛は8つの眼がある
  • 蜘蛛はくびれがある

ざっとこんな感じの特徴があるようです!

ただ、アリグモはアリに擬態している為、

8本のうちの2本を触角のように動かすことでアリに似せているという・・

⑤ヒアリ

引用:Wikipedia

外来種。体長2~6mmで、原産地は南米

これが正解でした。因みにヒアリを見定める方法としては

  • 全体は赤茶色だが腹部はやや暗めになっている
  • 大小様々な個体が混在する

なのですが、①のアカカミアリと同じ地域から来ている上にそっくりなので

専門家でも顕微鏡で見ないとわからないレベルとの事。

⑥アシナガキアリ

引用:Wikipedia

外来種。体長約4mmでアジアかアフリカから来たのではないかと言われ

日本では沖縄に定着しているアリ。

なぜヒアリが増える事が問題なのか?

疑問になった人もいると思いますが、シロちゃんがこれを質問してくれました!

ヒアリはヒトをも刺してくるのですが、

体質によってはアレルギー反応を起こす恐れがあるので宜しくありません。

・・が、それだけではないのが恐ろしい所で、ヒアリが増えるとどうなるかと言うと

  • 他のアリを追いやってしまうどころか、トカゲ等の生き物の数も減らしてしまう
  • 農業の被害も多発の可能性が大いにある
  • 電気設備などもかじってインフラ被害にもなる。
    (最近地中に電線作り変えてるから尚更でしょう)

と言った、多方面に悪影響を及ぼすトンデモな存在なのです!

現在アメリカのテキサス州をはじめとした18州に定着し、

辻先生が調査した一つの牧場の写真をみると、小さな山が沢山あるのですが

全てヒアリの巣だというから驚愕しか出来なくなりますね・・


もし日本に定着されてしまうと、風物詩ともいえるであろう花見や遠足が

気軽に出来なくなってしまうので何とかしたい所ですね・・

特別授業「Let’s捕獲」

辻先生が最初に取り出したものは吸中管(きゅうちゅうかん)という

小さな昆虫を吸って捕まえる道具。


これを使って早速小峠教官が実際に使ってみる事に。

用意されたアリはトゲオオハリアリといって

体長約1cmの沖縄に生息しているアリですが、ヒアリと同じく刺してくるので注意とのこと。
(カラフルなのは個体識別をするためにつけたらしい)

因みに楽屋で辻先生は刺されたらしい。何て日だ!

そして使い方はチューブを加えながら捕獲したい昆虫に近づけて勢いよく吸う!

結構勢いよくやらないと吸い込まれない模様です。

巣が流された時のヒアリの面白い行動は?

ヒアリは南米の河原あたりに住んでいるのですが、洪水が良く起きる地域なので

よく巣が流されてしまうと言いますが、その際にヒアリは面白い行動をとるらしいのです。

一体どんな行動でしょうかね??

正解は・・

越後製菓!

ラフティング行動という、塊になって水面を浮き洪水をしのぐ行動に出ます。

いわゆる大群でイカダを作るような感じですね!

(映像でみると非常にグロテスク)

途中で交代交代に配置が変わるので溺れる事が無く、幼虫などは中央に配置し

流されていくうちに水のない所にたどり着くという寸法なのですが

アメリカの川で泳いでいるとこの大群に遭遇してしまった結果、

ヒアリのシャワーを浴びてしまい、大参事になってしまった人もいるという・・


恐ろしいですね・・!

アリが繁殖期になるとする行動は?

アリは繁殖期になると特徴的な行動が始まるというのですが、それは何か??

キーワードは結婚飛行。

実際に映像を見せてくれましたが、

繁殖期のアリは一生に1度空中で飛んで交尾をするのもいると言います。

そして女王アリはその時交尾によって得た精子を一生ためるとの事。

それにしても何故飛びながらするのか・・

飛んで行ったメスアリは巣に戻ってくるのか?

地味に気になる内容ですね!

嫁入りも兼ねた結婚飛行なので、今まで住んでいたお家(巣)からはサヨナラし、

新たな巣をつくるとの事
。因みに交尾をした後の話はというと、

雄は力尽きて絶命し、メスのアリは羽を落とした後地面を掘り始めて巣を生成するようです。


余談ですが、ヒアリも結婚飛行するらしいです・・!

最近東京でヒアリの羽アリが見つかってしまったようなのですが、

風が無い状態でも約5km程飛べるので

どこかに巣をつくっているのではないか?という懸念がされています。
(なのでその範囲を捜索して巣を作らせないように
しているみたい)

特別授業「アリを学ぶ」

アリについてもっと学んでいこうという事で、面白いアリを見せてもらえました!

頭が変な形をしているアリが登場しましたが、その頭で何をするのか?
(頭が特徴だということで小峠教官に応えさせた(笑))

答えは蓋をする。

この変わった形のアリはヒラズオオアリといって樹の上で生活しているのですが

外敵が来ると、樹の穴をその頭を大いに活用して入り口を塞ぎ

敵の侵入を防ぐという大事な役割だったりします。


その状態を小峠教官の頭で実際に再現したのですが、とてもシュールでしたよ(笑)

辻先生にとってアリとは?

地球と人を映す鏡だと言います。

もし○○がいなくなったらとよく想像する話ですが

もしアリがいなくなったら色々な生物が絶滅してしまうと言います。

例えば雑草はアリが種が運ぶことで植物の分布拡大が出来る為

いないと植物が絶滅の危機に陥ったりなど・・

・・アリって本当に色々見えない所で働いてるんですね・・!


そして辻先生は上記の吸引機でアリを食べてしまった事があるらしいのですが

こともあろうに機械が壊れていた為にヒアリを吸い込んでしまい、

口内で刺されたことがあるらしい・・

何て日だ!

まとめや感想など

今回アリについての難問を見ていきましたが

見えない所で色々やってるんだなという素直な感想と

ヒアリの恐怖が改めて再認識出来たので、その辺りの予備知識をもう少し得ておくのは

大事だなって感じました。

それにしても今回の辻先生もノリノリで面白かったなぁ・・(笑)

そして次回のタイトルが・・・

「毛」について考える!!!!

色々カオスな予感しかしませんねえ!!

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