第24回になる2019年9月5日放送の内容は体液の謎についてでした。
体液といっても様々なものがありますね!
唾液もですし、汗や鼻水などなど・・
そんな色々ある体液の謎についての一部を詳しく教えてくでました!
因みにガリベンガーVについては以下でまとめてありますので
以下をご覧ください!
今回は水木アニキの生ライブがOP!
いつもならナレーションからのOPなのですが
今回は生ライブの時の映像から始まった上になんとフルコーラス!
会場は大盛り上がりだった模様!
・・からの養成所。今回は電脳少女シロ、キミノミヤ、メリーミルクの3人。
今回はミヤちゃんの髪の毛を神社の鈴代わりに願い事をする
シロちゃんとミルクちゃん。すると小峠教官は
神社ごと燃やしてやろうか!
とツッコミ。ミヤちゃんもたまらずだめぇ~燃やさないでぇと返答。
そこから怒涛の個人情報をぶち込むミヤちゃんとミルクちゃんでした(笑)
体液の謎についての今回の千本ノック
今回の特別講師は文京学院大学教授の樋口桂先生。
体液についての日常にある疑問を色々教えてくださいました!
因みに今回で3回目の樋口先生。
過去二回は人体についてとおしっこについてでした。
なぜヤケドをすると水ぶくれになるの?
![](https://jouhousaga.com/wp-content/uploads/2019/10/kega_yakedo_man.png)
これは疑問な質問ですね!
軽めなら赤くなるだけで済みますが、一定以上の程度だと水ぶくれおきますよね!
膨れた水は食中毒の原因の元とか言われることもありますが実際はどうなのか?
キーワードは滲出液(しんしゅつえき)
水ぶくれの水の正体は血液からしみ出した液なのです。
![](https://jouhousaga.com/wp-content/uploads/2019/10/ketsuekiseibun.jpg)
血液の成分は上記のような割合になっているのですが
血管から染み出た汁はこの血液成分(血漿など)の事を言うんですね!
ヤケドのお話しになりますが
そもそも皮膚は表面から表皮、真皮、皮下組織と大きく分けて3つの層があります
そのうち真ん中エリアの真皮に血管が巡っています。
ヤケドはどこまでダメージが来ると水ぶくれが起きるかと言う話ですが
この真ん中エリアである真皮までヤケドの熱が来た場合起きるとの事。
真皮まで熱が来ると組織の修復するために浸出液を出すようです!
そしてそれが大きく膨らむので水ぶくれが出来たという事になります。
つまりヤケドからでる水ぶくれは
身体を護るために血管から染み出た滲出液の事でした!
冒頭での疑問はこういう事だったんですね・・
なぜ梅干しを食べると唾液が出るの?
![](https://jouhousaga.com/wp-content/uploads/2019/10/food_umeboshi_girl.png)
シンプルだけど気になる疑問ですよね!見ただけでも出そうになる程に・・
そんな疑問に解決してくれるキーワードは緩衝作用。
口の中は中性に保つ仕組みになっていて、それを緩衝作用といいます。
歯は酸性に弱いので酸性が強いレモンや梅干しが入ってくると
酸性に偏って溶けてしまう可能性が出てきます。
そこで中和を図るため唾液を出すわけなんですね!
実際酸性のものを摂らなくても以前それらを摂った
イメージをするだけで出てしまうのも条件反射的な意味合いがあり
次食べた時に沢山唾液を出さないととなるので理に適っているのです!
因みに唾液がどこから出るかという話になりますが
大きな唾液腺が3つあるとの事。
耳のすぐ下の耳下腺(じかせん)
顎のすぐしたの顎下腺(がっかせん)
舌のすぐ下の舌下腺(ぜっかせん)
この3つの線は酸っぱいポーズをとった時圧縮するので
唾液が出やすくなるといえば出やすくなりますが、
主な理由は緩衝作用です。
以上の事から唾液を出す理由は歯を溶けないようにするためだったんですね!
因みに3つの腺はよく噛んだりする咀嚼(そしゃく)や舌を動かしたりしても
唾液の分泌を促すそうです。
実験:舌を動かすと唾液は出るのか?
実際に動かすとでるか試してみましょう!
舌をグルグル右回りや左回りで動かしてみてください。
舌を出すのがいやで中で動かす人は歯茎を舐めるようなイメージで動かすと良いようです
尚番組中は小峠教官の顔がうるさくて集中できないというツッコミ(笑)
どうして鼻水はしょっぱいの?
![](https://jouhousaga.com/wp-content/uploads/2019/10/allergy_hanamizu.png)
上記の唾液はそんなことないのに鼻水は確かにしょっぱいですね!
鼻くそもしょっぱく、小さいころ食べてた人もいたのではないでしょうか?
それを解決するキーワードこそ塩化ナトリウム。
鼻の中にはムチンという成分で覆われた粘膜があります。
鼻に異物が入ったり刺激が加わると、血管から滲出液が出て洗い流します。
その際に含まれている成分こそ塩化ナトリウムなのです。
塩化ナトリウムが含まれているからしょっぱいんですね!
なぜ片方だけ鼻がつまるのか?
![](https://jouhousaga.com/wp-content/uploads/2019/10/hanadumari_woman.png)
上記の鼻水と連動する疑問ですが何故なんでしょうね?
鼻毛も原因ではないかと言う意見も出ましたが実際はどうなのか?
キーワードになるのはネーザルサイクル。
鼻の粘膜には鼻水を出すために沢山の血管がありますが
この血管が充血したりすると腫れてきて空気の通り道を狭めてしまい、
鼻づまりはこれにより起きてしまいます。
因みにこの鼻づまりは左右に一定周期で交互に起きるように出来ているのですが
このサイクルの事こそ、ネーザルサイクルと言うようです!
因みに人の顔は左右対称ではないのですが、鼻の構造も例外ではなく
鼻の中央である鼻中隔と呼ばれるものが結構な割合でどちらかに
偏っているとの事です。
その曲がり具合によって特定の方の鼻が詰まりやすくなる人もいるようです。
実験:ネーザルサイクルを調べてみよう!
実際に調べる方法があるようなので見てみましょう。
どうやらネーザルサイクルを調べる為だけの道具が販売されているようです。
![](https://jouhousaga.com/wp-content/uploads/2019/10/ダウンロード-2.jpg)
それは鼻息を測るためだけの器具である鼻息鏡。
(Amazonで2500円位らしい)
メモリがあり指定の位置に鼻をセットして普通に鼻息をしてもらうと
曇り具合で測定出来るのですが、小峠教官が左右差あったのに対して
樋口先生は左右同じくらいでした!
樋口先生は稀に見る鼻中隔が真っ直ぐだからこそだそうで。
(それを知ってたから先に小峠教官からやらせるという策士な先生)
まとめや感想など
体液のなかでも日常に大いに関わるものの疑問が解決されましたね!
唾液が良く出る人は虫歯になりにくいという話も聞いたことがありますが
理にかなっていたんですね!
鼻水や鼻づまりも詳しい構造が分かったので謎が解けてスッキリ出来ました。
そして小峠教官も言ってましたが最後の鼻息鏡の売り上げってどうなっているのだろうか・・
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