ロボット系アニメは沢山ありますが
大抵1話で主役のロボットが登場したり合体したりするのが大筋。
ところが中には数話以内どころか、作品の中盤以降まで登場しないものもあります。
今回はそんなタイトル名になってるマシンなのに、
実際に登場するのは大分後というものを取り上げていこうと思います。
1話で登場しないけど数話以内に登場する作品
本題に入る前に1話で登場しなくとも
2話・3話位で登場する作品から見てみましょう!
大抵これになりやすいのは
タイトルが合体を前提とするマシンであることが多いのではないでしょうか?
つまり、許容範囲内だと思うんです!
無敵超人ザンボット3(3話)
地球に侵略してきたガイゾックから人類を守るため
主人公達の神ファミリーが中心となって戦う作品ですが
ザンボット3になるのは3話「ザンボット3出現!」。
というのも、合体素体である3機とパイロットが初登場するのが
- ザンボエース(勝平):1話
- ザンブル(宇宙太):2話
- ザンベース(恵子):3話
と言った具合で、2話までは分離状態でメカブーストと戦っている感じです。
そして3話で合体という運びになりますが
3体そろったら素直に合体をしたわけではなく
実は勝平が独りよがりをして合体を最初拒絶するという
展開を挟んでからの合体だったりします。
因みに必殺技であるムーンアタックは4話で披露。
尚、ザンボット3は人間爆弾というパワーワードをはじめとした
衝撃的シーンが多い事から
皆殺しの富野と呼ばれる可能性がある作品の一つですが
他の作品も含めて詳しくは下記の記事を参照してみてください!
トップをねらえ!(4話)
新世紀エヴァンゲリオンで有名になった庵野秀明監督の初監督作品。
タイトルは上記の通りでマシーン名が無いですが
タイトルの続きや作中のアイキャッチに作中のメインメカである
「GUNBUSTER」とあるので一応触れておきます。
ガンバスターが初登場したのは全6話のうち4話目で
合体シーンが出たのが5話目なので作中的にはかなり後半にあたります。
もっというと、初登場時のガンバスターはなんと未完成。
とはいっても、全長240mという超巨大ロボットなので
そのパワーっぷりは圧巻。
まぁそもそも戦う相手である宇宙怪獣はそれを更に上回るサイズと数だから
スーパーロボット大戦シリーズの味方機の中では大きくても
原作では小さく見える不思議・・
因みに戦艦であるヱクセリオンは約7㎞、
その進化形にあたるヱルトリウムに至ってはその10倍の約70kmあります
タイトルになってるマシン名の特に出番が遅かった作品
ここからは特に出番が遅かったマシンを紹介していきます。
中には20話過ぎてやっと登場しているのもあるのが特徴です!
機動戦士ガンダムZZ(11話)
Zガンダムの続きに当たる作品です。
こちらも前作同様に最初登場していたのはZZガンダムではなく
前作のマシンであるZガンダム。
そもそもコロニーの一つであるシャングリラに
アーガマが滞在した際、Zガンダムを高く売って家計の足しにしようという
主人公のジュドー=アーシタの行動から物語が始まりますから。
そんな始まり方ですが、ZZガンダムの登場は11話「始動!ダブル・ゼータ」。
マシュマーとキャラの2機の攻撃によりZガンダムの頭が吹き飛びピンチになります。
そんな中ルー・ルカとイーノが機体を持ってきて
モンドとビーチャが勝手に乗ってきたコアファイターを合わせた
3機とドッキングしてZZガンダムができました。
その火力は強烈だったものの、持久力が弱めなので
それ以降もジュドーはZガンダムに乗るときもありました。
余談ですが、そんな高火力のハイメガキャノンフルパワーに耐える
ハマーン様のキュベレイの装甲とは一体・・
超獣機神ダンクーガ(16話)
原作もですが、スーパーロボット大戦シリーズでも初登場時は
中々合体できなかったダンクーガ。
最初は分離状態の4体のマシンで戦ってましたがそれでも十分強かった。
そんなダンクーガが合体したのは16話の
「獣を越え、人超え、いでよ神の戦士(後編)」ですが、きっかけは15話の前編。
(15話と16話は前後編として2話構成)
シャピロの包囲網にハマった獣戦機体。
このままではエネルギー切れというピンチだったところで
封印していた合体システムを発動しようとしますが
忍の暴走だと思った亮が無理やり合体解除をしてしまうという展開から始まります。
しかしその後仲間(ゲラール)が戦死したのを引き金に再び合体を決行。
・・はいいのですが、初期のダンクーガはスーパーロボット大戦シリーズのそれと違い
- 空を飛べない
(34話で飛行ブースターが初登場) - 武装もダイガン以外はほとんど格闘戦のみ
- 断空剣はもちろんだが
超必殺技の断空光牙剣もそもそもOVAから登場 - ファイナルダンクーガなんてそもそも作中未登場の
スーパーロボット大戦オリジナル展開
といった具合だったりします。
しかし鉄拳だけでも敵の装甲を貫くくらいのパワーを持っていたので
侮れませんね・・
機動戦士Zガンダム(21話)
ガンダムシリーズ第2作目のZガンダム。
(後に時間軸的にスターダストメモリーが前に入ってきますが)
タイトルとは裏腹に作中初期はZガンダムのぜの字もなく
更に主人公であるカミーユ=ビダンの搭乗マシンはガンダムmk=2。
そんなZガンダムはカミーユが発案して作ってもらったマシン。
初登場時は21話「ゼータの鼓動」。
ガンダムmk=2に乗っていたカミーユが
ジェリドとマウアーが乗っていたガブスレイ2機に攻められた上に
羽交い締めにされピンチになったところに助けに入るのですが、
そもそも初登場は変形状態のウェイブライダーな上に、
中に乗ってたのはアポリー中尉。
なので実際にZガンダムの姿が拝めるのは次の話の25話だったりします。
機動武闘伝Gガンダム(24話)
Gガンダムというのはゴッドガンダムの通称なので該当するはずです。
Gガンダムの物語上ゴッドガンダムは決勝大会用に作られたと
作中で言われてるので登場するのは遅れるのが確定事項でしたが、
実際に原作を見ると
デビルガンダム騒動でギアナ高地に残っていたドモンに送る都合上
若干出番が結果的に速くなりました。
そんなゴッドガンダムが登場した話は24話の「新たなる輝き!ゴッドガンダム誕生」。
1話からドモンと共に闘って来た愛機シャイニングガンダムとの交代劇が
ここで行われるのですが、非常に熱いシーンなので必見です!
その性能はいわずもがなですが、最終回は・・
天元突破グレンラガン(27話)
初登場が27話「天の光は全て星」とありますが、
そもそも全27話なので最終回のタイミングでタイトルコール。
グレンラガンは次々と形態が合体により強化されていくわけですが
タイトルの一部であるグレンラガン自体は最初の方で登場しています。
・・が、タイトルである「天元突破グレンラガン」という存在がある以上
そちらで判定するしかないため今回のくだりになりました。
後は天元突破グレンラガンの全長は約52.8億光年という
何がなんだかわからないサイズな上に
戦い自体も銀河系をぶん投げたりしてもうわけがわからないよ!
もう一ついうとこれでもすごいのに、
もう一段階上があるからもはや絶句レベル・・(笑)
まとめ
ガンダムシリーズが結構出番が遅めな作品が多い印象ですね!
というのも大抵後継機がタイトルになるので
しょうがないと言えばしょうがないのですが・・
尚、判定的に難しい作品として
機動戦士ガンダムSEED DESTINYがあります。
というのはこのタイトルの「DESTINY」と言うのが
- 後継機であるデスティニーガンダム
- 作中終盤で出てきたデスティニープラン関連
と言った感じでいくつか候補があるのです。
一応1のデスティニーガンダムが登場したのは35話なので
もしこれが該当するとしたら一番遅い作品となりますが
皆様はどう思いますか??
もっと言うとSEEDというのはあの種がはじけて覚醒するアレですし・・
後、まだこんな作品あるよ!というものがあれば教えて貰えると幸いです。
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