インペリアルサガ(以下インサガ)の物語冒頭からいるメインキャラのアデル。
神々と戦うアルタメノス帝国皇帝である彼から様々なシナリオが紡がれていったのですが
どんな人物であったのか?メインシナリオでの各ルートのアデル陛下の扱いを
なるべく簡単に説明しながらインペリアルサガエクリプス(以下インサガEC)から
始める人が少しでも入りやすいようになってくれたらと思います。
尚、この記事も含めたインペリアルサガECの総合ページは以下になります
アルタメノス皇帝、アデル・ベリアスとは
アデルという人物がどういう存在かという所からわからないと
さっぱりだと思いますので、人物相関図的なところから話していきます。
![](https://jouhousaga.com/wp-content/uploads/2019/10/adelkakeizu.jpg)
アデルは物語の発端であるヴァダガラを含む三凶神と対立していたネメアーの子孫である
運命の神シルヴィオとアルタメノス皇帝の皇后であるメドラとの間に生まれた半神になります。
つまり先代皇帝であるスタヴロス帝とは血が繋がっていないわけですね!
そのスタヴロス帝と月光ルートの核心の一族であるザルガ神の女神との間に出来た子が
月光ルートのメインキャラになるミルリクになります。
よってミルリクとアデルは血は繋がっていないものの一応きょうだいという事になります
(ミルリクの性別が不明なのでひらがな表記)
家系図だけで既にややこしい状態ですね・・
神の血を引いているのもあり存在感はかなりのもので、異世界から来た人たちが
それぞれの地域を治めていた所も一つにまとめる程のカリスマ的存在でもあります。
しかしその話のくだりはサービス冒頭ではアセルスの唐突な軍師見習い同様
全く描かれていないので謎が深まるばかりでしたが、そんな悩みを解決したのが
後述する真アデルルートになります。
尚、アセルスについては以下にまとめてみました。
各メインシナリオでのアデルの歩み
基本全4章あるメインクエスト(月光ルートは違う)で構成されていますが
アデルが実際に活動するのはほぼ最初の1章のみ。
しかし、その後も何かしらの形で関与していくのですがルートによって違ってくるので
そんなアデルの歩みを各ルートで追っていこうと思います。
光・闇・エッグルートの1章
![](https://jouhousaga.com/wp-content/uploads/2019/10/adel2.jpg)
ヴァダガラの脅威に立ち向かうべく仲間達と共に進軍していくアデルですが
その戦いの最中に冥府の神であり三柱神の一神デス(ロマサガ1)と対峙します。
デスを倒すとその止めをさした人物が絶命する呪いを受けてしまうのですが
アデルは自らそれを実行し犠牲となるのでした。
そしてその魂はロマサガ2でお馴染みの伝承法を用いて
後の皇帝に受け継ぐこととなりました。
光・闇ルート
![](https://jouhousaga.com/wp-content/uploads/2019/10/adel3-1024x441.png)
継承をしていく過程の途中(3章)で魂となっているアデルは
吟遊詩人(エロール)の声を聴きます。
そこで近い未来(4章)で極秘に事が進んでいて間もなく生まれてくるであろうアデルと
予言者との子に対して光の道か闇の道どちらを歩ませるかという選択を選ぶことになります。
そしてそれぞれのルートで選択肢があり、
各ルートで候補が2人ずつ選ぶ事が出来ます
光ルート4章皇帝 | 闇ルート4章皇帝 |
ラザレス (下記画像の金髪の男) イリス (インサガEC4章で登場する ピンクの髪の女性) | イヴァン (下記の肌が黒い男) オルガ (インサガECディスノミア編4章に出て来る 黒い髪の女性で、リベルと遭遇した人) |
![](https://jouhousaga.com/wp-content/uploads/2019/10/adel7.jpg)
光の道を歩ませればヴァダガラを無事に倒すも多大な犠牲者が出ました。
(シリーズの各主人公も相当数戦死。)
集めた魂の欠片よりネメアーが復活し異世界から来た人たちは
無事に?元の世界へ帰る事が出来たという終わり方です。
尚、この光ルートだけシナリオライターが初期の方なのでこれ以外のルートと
話的に違和感がかなり強くなるかもしれません。
とにかく隙あらば人気キャラだろうと容赦なく戦死するのがこの光ルートです。
あとは後述する別の平行世界(闇ルート)から刺客も襲ってきます。
![](https://jouhousaga.com/wp-content/uploads/2019/10/adel6.jpg)
闇の道を歩ませた場合は魂の欠片を集めるのは同じだが
ヴァダガラの中にあった欠片の一つである心臓を別のものと取り換えた結果、
後に対峙した際拒絶反応により絶命をさせた後復活したネメアーは
ヴァダガラの瘴気で暴走したもののこれを抑えるばかりかネメアーの力も吸収し
後に闇の道を歩んだアデルの子は帝国をデスの力で浄化した後に
闇の帝国を築く未来になります。
光ルートで別世界からの刺客というのはこの闇ルートエンディング後の人達です。
どちらにしてもアデルの出番はデスの呪いにより絶命した後は
子供に光の道か闇の道を歩ませる選択肢をする所だけだったりします
エッグルート
![](https://jouhousaga.com/wp-content/uploads/2019/10/adel4.jpg)
サガフロンティア2を媒体としたお話になりますので
最終ボスは本来のラスボスであるヴァダガラを取り込んで力を増したエッグが相手ですが
サルーインがエッグにとりつかれたり、そのエッグを魔王が利用したりする
原作ではありえないクロスオーバーが起きていました。
皇帝については基本光・闇ルートと同様にアデルの魂を伝承法にて受け継ぎますが
途中でアデルの魂はその時受け継いでた皇帝の魂と共になんと
エッグによって奪われてしまいます!
![](https://jouhousaga.com/wp-content/uploads/2019/10/adel5.jpg)
受け継ぐ者がないので皇帝が途絶えたかに見えましたが、エッグを追っていた者である
フィニスがアルタメノス皇帝を一任し、エッグを撃破する事に。
因みにアデルの魂はラストシーンでエッグの中から攻撃を狙う場所を導きました。
尚、エッグルートメインキャラであるフィニスについては下記に簡潔にまとめてみました
月光ルート
![](https://jouhousaga.com/wp-content/uploads/2019/09/gekkou1.jpg)
高難易度と位置づけられたこのルートでのアデルの出番は冒頭とラストのみ。
何故なら冒頭でアデルは突然姿を消してしまうからです!
月光ルートについては以下にまとめていますので、そちらをご覧下さい。
真アデルルート
![](https://jouhousaga.com/wp-content/uploads/2019/10/adel8.jpg)
上記の他のルートを見るとわかるように
メインキャラであるのに出番が序盤しかないアデル。そんな彼の話を掘り下げつつ
他の家臣との出会いも含めた内容をじっくり書き下ろしたのがこの真アデルルートです。
恐らくこの真アデルルートを軸にインサガECも話を回想していくと思いますので
細かい内容は省略しますが、光・闇・エッグルートのようにデスによって
命を奪われるところまでは一緒ですが、最終的に受け継いだ魂はアデル自身に戻り
パワーアップした状態で凶神ヴァダガラと決戦して行く事だけはお伝えしておきます!
まとめ
インサガといえばアデルと言わんばかりの絶対的存在感ながら
出番があまり無かったアデル。
(ヴァダガラも実際ラスボスなのにラスボスらしいことが余り出来ていない)
真アデルルートによってしっかり掘り起こされた彼の活躍ぶりですが
インサガECではどのように立ち振舞ってくれるのでしょうか?
むしろアルタメノス帝国はインサガECにも存在するかどうかにもかかっています。
その疑問の答えは実際にゲームをプレイしてみよう!
インサガ以上にアデルの出番が増えるといいですね!
コメント