サガシリーズ全般でみても人気キャラであるサガフロンティアの主人公の一人アセルス。
そんな彼女ですが、インサガではどういうわけか軍師見習いという異色な事をしていました。
そのくだりも含めてインサガでアセルスが行動した様々な内容にも触れていこうと思います。
尚、この記事も含めたインペリアルサガECの総合ページは以下になります
原作でのアセルス
アセルスはサガフロンティアの主人公の一人でごくごく普通の女の子だったのですが、
ある日妖魔の王であるオルロワージュの馬車にひかれて命を落とした際に
彼の気まぐれにより妖魔の血が分けられた影響で半分人間、半分妖魔である
半妖となって蘇りました。
最終的に自身の運命(人間or半妖のままor妖魔になる)はプレイヤーの行動次第で変わります。
(エンディングも3種類用意されている)
アセルスの名前の由来は星座から来ていた
星座が由来になっているのはアセルスだけではなく、他の妖魔の名前もそうだったりします。
アセルスも含めた、それ以外の妖魔の由来は以下に記事がありますので
興味がある方は見ていってください。
ロマンシングサガ2の七英雄の名前の由来もそうですが、
ちゃんと意味あっての名づけだったのは驚きです。星座をモチーフとしているのは
ロマンシングサガ2のフリーメイジ男も星座の名前がそのまま使用されていますが
それ以上に車田正美先生の人気漫画である
聖闘士星矢が真っ先に思いつきます。それにしても意外な所でもあったんですね!
インサガでのアセルスは軍師見習い&ナレーター
![](https://jouhousaga.com/wp-content/uploads/2019/10/asellusnavigation.jpg)
インサガ実装開始時の黒歴史による弊害時点で何故かこの2つの役割がつけられてしまいました。
原作でそのようなエピソードもなければ、知略的なシーンもなかったのに・・
かといってインサガでアセルスがコウメイ(ロマサガ2)の軍師見習いになった
いきさつの物語が描かれてるかというとそれも無いという衝撃の事実。
どうしてこうなったかは初期の運営の人のみぞ知る事になるでしょう・・
(広野プロデューサーや当時のシナリオライターのとちぼり氏など)
しかし、後の運営とシナリオライターのベニー松山氏によるメインシナリオの
真アデルルートによってその足りなかった部分を丁寧に掘り下げてくれました。
恐らくインサガECでもその話をしてくれることでしょう。
インサガでのアセルスの出来事
軍師見習いとしての設定を強いられたアセルスですがその他の出来事はどうだったのか?
アルタメノス帝国の中心人物になっているだけに出番は多いです。
(成長セリフ等の項目は恐らく一番多い)
今回はその中のいくつかを見てみましょう。
レオニードに半妖の血に対して興味を持たされる
![](https://jouhousaga.com/wp-content/uploads/2019/10/asellus3.jpg)
ロマンシングサガ3にはレオニードというヴァンパイアがいますね。
当然吸血鬼なので血を欲する存在なわけですが、
人と妖魔の血が半分ずつという希少な存在のアセルスに興味を示さないはずがありません。
メインシナリオの一つでその様子が描かれるシーンもありますが
あまりにも興味ありすぎて吸いすぎた模様。
(トマトジュースでも飲んでろ!といって断る分岐もある)
白薔薇を救うことが出来たり出来なかったりした
アセルスといえば一緒に逃避行をしていくうちに何かに目覚めた相手として
白薔薇がいますが、インサガでも当然出てきます。しかし白薔薇の時間軸は
闇の迷宮に閉じ込められている状態のままインサガの世界であるディスノミアに飛ばされた模様。
メインシナリオでは閉じ込められっぱなしでルートによってはオルロワージュを倒しに行って
白薔薇を助けようとするものもあったり
(闇ルートのエンディング。その後の話として後述する妖魔王になるイベントがあります)
キューブルートではその時のルート(闇or真アデル・月光ルート以外のもの)次第で
助けられたり助けられなかったりします。
キューブルートについてはヒューズの記事でまとめてますのでそちらをご覧下さい。
意外なパターンで妖魔王化するイベントがあった
原作アセルスのエンディングの一つに人として生きられないから
妖魔として生きていく内容のものがありますね。
(最後の高笑いは怖かった)
インサガでは妖魔王になったアセルスの出番はないかと思われましたが
イベントにてまさかの展開で強制的にさせられていました。
![](https://jouhousaga.com/wp-content/uploads/2019/10/asellus1.jpg)
それは、ラスタバンの以前暴走した力をアセルスに与えるといった手段によるものでした。
![](https://jouhousaga.com/wp-content/uploads/2019/10/asellus2.jpg)
暴走したアセルスはオルロワージュそのものの力に目覚めやりたい放題になったものの
傷つけられた際に自分の血が青いのを見たことをきっかけに自我を取り戻し
半妖の姿に戻ったものの、妖魔王の時の力は維持したままというまるで
幽遊白書の暗黒武術会決勝戦の蔵馬のような状態になりました。
(妖狐から人間に戻っても妖狐の時の力に戻りつつある話のくだり)
そしてそのままオルロワージュとの決戦に向かうアセルスですがイベントはここまで。
インサガECではこの話の続きが描かれるのでしょうか?
皇帝との信頼感
軍師見習いというポジションもありますが
アデルを始めとしたメインクエストの皇帝になる皆さんは全て半神な人達なので、
その点では共通点です。
(2章と3章の皇帝はプレイヤーが選択するのでこれに含まれない。)
その為似た境遇であるアセルスはゲーム開始時のアデル陛下も含めた皇帝のよき理解者として
どのルートの皇帝であっても寄り添ったりするポジションだったりしました。
インサガECでも設定が生きていればよき理解者というのは継続する形となることでしょう。
因みにアデル陛下を始めとした他の半神な方々については以下にまとめてあります。
まとめ
![](https://jouhousaga.com/wp-content/uploads/2019/10/asellussoldier.jpg)
インサガでは軍師見習いとなってしまったアセルスですが、インサガECではどうなるでしょうか?
もしインサガの設定が生きているのならば軍師見習いの設定も受け継ぐかもしれませんが
シナリオライターであるベニー松山さんがきっと面白い形に仕上げてくれることでしょう!
サガシリーズの中でもかなりの人気キャラクターだけに楽しみですね!
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